9日のラ・リーガ第28節、アトレティコ・マドリーは敵地ヌエボ・ミランディージャでのカディス戦を0-2で落とした。
アトレティコのアウェーでの弱さは相変わらずだった。ラ・リーガで6カ月間勝利に見放され、降格圏に沈むカディスを相手にも攻撃の糸口を見つけられず、24分、64分にFWフアンミのゴールを許して敗戦を喫した。これでラ・リーガのアウェー成績は4勝3分け7敗に。13勝1分けというホームの圧倒的な強さと比べて、まさに惨憺たる状況だ。
シメオネ監督は試合後、アウェーで勝てない責任が、選手たちではなく自分自身にあることを強調している。
「選手たちは間違いなく、最大限の力を尽くしている。私が彼らの道を見つけられていないんだ。私は彼らがホームでしていることをアウェーでさせられないでいる」
「努力を続けるしかない。私は死ぬまで選手たちと一緒だよ。今は批判に耐えるときで、そして、その批判は正当なものだ」
「アウェーでわずかしか勝てていないのは監督の問題だ。監督がチームの何かを呼び起こすことができていない。監督は起こっていない状況を呼び起こすために存在している。私はそのために仕事に取り組んでいくよ」
アトレティコは次のミッドウィークにチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグ、ホームでのインテル戦を控えている。1stレグを0-1で落としているが、現在の調子で逆転突破を果たたすことが可能か問われたシメオネ監督は、次のように返答している。
「インテル戦で状況を逆転できるか? この試合の直後に何かを言うことはできない。物を言うのは言葉ではなく事実なんだ。だからこそ、私たちは前に進んでいく」




