アトレティコ・マドリーは17日にラ・リーガ第32節、本拠地ワンダ・メトロポリターノでのエスパニョール戦に臨む。前日会見に出席したディエゴ・シメオネ監督は、チャンピオンズリーグ(CL)で敗退した自チームの目標が、その敗退が決定した試合のパフォーマンスを継続することと説いている。
CL準々決勝でマンチェスター・シティに敗れたアトレティコだが、メトロポリターノでのセカンドレグではいつゴールを決めてもおかしくない好パフォーマンスを披露。シメオネ監督は、選手たちがその試合の姿勢を維持することを求めている。
「現在の目標は何か? ラ・リーガで2位になることか? 私たちにとって最も大切な挑戦は、最後の試合で選手たちが示したことを再び示すことだ。私たちがコーチ陣として、そして彼らが選手陣としてね。私たちはしっかりと競い合えることを示した。全員がチームのために尽くすことこそ最も大切にほかならない」
「私の個人的な状態? とても良いよ。すべてを出し尽くした、最高のフットボールを見せられたというのは、日々を反映してのことでもある。最後で決め切れなかったのは確かにそうだが、全力を尽くせた事実は私を落ち着かせてくれる」
シティ戦終了直後、メトロポリターノの観客は試合前にも劣らない、いや、それ以上の勢いでアトレティコのイムノをスタジアムに響かせていた。
「私たちはいつだって誇りを抱いている。その誇りを増やすための一夜なんて必要ないさ。私たちは自分たちが一体どこからやって来たのかを理解している。この10年の間に、どれだけの努力を重ねてきたのか……。人々に対しては、さらなる努力で、しっかりと競争に臨むことで恩を返したい」




