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セビージャに6発大勝のアトレティコ…大活躍のグリーズマン「シメオネにとって魔法の夜にしてあげたかった。彼の大事な日は僕の大事な日だ」

4日のラ・リーガ第24節、本拠地シビタス・メトロポリターノでのセビージャ戦で6-1の大勝を収めたアトレティコ・マドリー。1得点を記録しただけでなく、いくつものゴールで起点になる活躍を見せたFWアントワーヌ・グリーズマンは、偉大な記録を樹立したディエゴ・シメオネ監督のために並々ならぬ意気込みでプレーしていたようだ。

この日もピッチ狭しと動き回り、ビルドアップ、ラストパス、シュート、さらにはディフェンスとあらゆるプレーをこなしていったグリーズマン。自ら強烈なミドルシュートを突き刺してチームに3点目をもたらしたけでなく、FWメンフィス・デパイが決めた先制点では絶妙なスルーパスを送り、そのほかにも浮き球のパスやボール奪取によってゴールのきっかけをつくり、チームの大量得点を導いている。

試合後、スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューに応じたフランス代表FWは、アトレティコ指揮官として613試合で指揮を執り、故ルイス・アラゴネス氏を上回ってクラブ歴代新記録を樹立したシメオネ監督について言及。恩師を祝うために奮闘したようだ。

「彼にとって大切な日は僕にとっての大切な日だ。彼のため、ファンのため、チームメートのために魔法の夜にしてあげたかったんだ。ワールドカップ終了後から僕たちは勢いに乗っているね。それは試合でも練習でもそうだし、このまま続けていければと思う」

アトレティコはこの勝利によって、前日にカディスと分けたレアル・ソシエダを抜き去り3位に浮上している。

「ラ・レアルの結果を見て、彼らを抜くチャンスだと分かった。僕たちは本当に素晴らしい試合を演じたし、チャンスを物にすることができたね。チームの仕事ぶり、努力に満足している。今日は勝つことが大切だった」

「今日はW杯後では自分にとってベストの試合だった。本当に良い調子だし、幸せだよ。すべて監督、ファン、チームメートのおかげだよ。ピッチ外で幸せであればピッチ内でもそうであることに気づいてもらえるはずだ。僕は本当に楽しめているし、チームメートのことも楽しませたいと思っている」

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