8日のラ・リーガ第9節、レアル・ソシエダは敵地シビタス・メトロポリターノでのアトレティコ・マドリー戦に臨む。この一戦を前に会見に出席したイマノル・アルグアシル監督は、アトレティコホームで勝ち点3を獲得することへの意気込みを示している。
2018-19シーズンにソシエダのトップチーム監督に就任したイマノル監督にとって、メトロポリターンは唯一勝ち点3を持ち帰ったことがないスタジアムだ。またソシエダは2012-13シーズン以降、アトレティコのホームで勝利から遠ざかっている。
会見でこのデータを紹介されたイマノル監督は、今回の試合で勝利を手にする意欲を燃やした。
「なるほどね。ならば、そろそろ勝つときだろう? 日曜にどうなるのか見てみようじゃないか。そうした数字は胸を張るためのものだったり、慎重になるためのものだったりする。もう長い間勝っていないようだが、次の日曜を胸を張れる瞬間にできたらと思っているよ」
ただ、ホームでプレーするアトレティコはやはり強い。現在は13連勝中で、ディエゴ・シメオネ監督自身が過去に記録した最多連勝記録にあと1勝と迫っている。
「彼らの監督、選手たちの競争力はこれ以上ないほどだ。負傷者に関係なく本当に競争的な、トップと称せるチームだよ。だからこそ彼らのホームで13連勝しているのだろうし、その数字こそ彼らが凄まじいチームであることを示している。それでも、私たちのモチベーションは高いよ」
3日にチャンピオンズリーグのザルツブルク戦(2-0)をこなすなど過密日程を過ごすソシエダだが、MF久保建英もやはり疲労が溜まっている様子で、6日の練習にはわずかしか参加できなかった。
「ミケル・メリーノは負担的に練習には参加せず、久保とバレネは参加したがわずかなメニューしかこなさなかった。立て続けに試合があるし、疲労はしっかり管理しなくてはならない」
「疲労は目に見えるほどだが、しかし勝利はエネルギーを与えてくれるものだ。(バスクダービー勝利後の)ザルツブルク戦でも、同じ選手たちが素晴らしい試合を演じたはずだよ」


