4日のラ・リーガ第23節、アトレティコ・マドリーは敵地サンティアゴ・ベルナベウでのレアル・マドリー戦を1-1のドローで終えた。ディエゴ・シメオネ監督は試合後、1カ月で3回目のダービーが「緩い試合だった」との感想を述べている。
レアル・マドリーが勝利したスペイン・スーパーカップ準決勝、アトレティコが勝利したコパ・デル・レイ準々決勝に続くダービーは引き分けに。13分にMFブラヒム・ディアスがマドリーの先制点を決めたが、終了間際の93分にMFマルコス・ジョレンテがアトレティコに劇的な同点弾をもたらしている。試合後会見に出席したシメオネ監督は、次のように振り返った。
「両チームの緩い試合だった。試合は活気がない内容で、彼らが先制点を決めて、私たちよりも優勢だった。ともに用心深く、どちらもミスをこわがっていたね。後半も同じような内容で、彼らはブラヒム、ロドリゴと2回の決定機を迎え、私たちはグリーズマンが決定機を手にしてサビッチのゴールが取り消された。そして土壇場に決めたゴールは今後もリーグ戦を戦い続けるための糧となるだろう」
「この勝ち点1の感想? チームが最後まで求めた勝ち点1、ということだ。私たちはゴールを探し続け、値する引き分けを手にした」
シメオネ監督は、今回のダービーが味気ないものだったとの見解も示している。
「私にとっておかしな試合だった。私たちはゴールを決める状況をつくり出したが、相手の方がプレー的には上回っていた。ただ、決定機は私たちの方が多かったんだ。この試合はこれまでの3回のダービーと比べれば活気がなかった。ただ、アウェーで勝ち点を加えられたのだから、決して悪くはないよ」
「私たちがはゴールを求めて、最後には同点に追いついた。もっと前にそうできなかったことが悔やまれる。勝つのに悪くない試合だったからね」




