アトレティコ・マドリーがレアル・マドリーとのダービー日程に憤慨しているようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
アトレティコの本拠地シビタス・メトロポリターノを舞台とした今季ラ・リーガ前半戦のマドリーダービーは、現地時間9月29日(日)21時に行われることが決定。だがアトレティコ側は大きな憤りを感じているという。
マドリーダービーが行われるのはラ・リーガ第8節だが、第7節はミッドウィーク開催だ。第7節、レアル・マドリーは24日(火)に本拠地サンティアゴ・ベルナベウにアラベスを迎えるのに対して(21時開催)、アトレティコは26日(木)にガリシア州まで飛び、敵地バライドスでのセルタ戦に臨む(こちらも21時開催)。ダービーまでのインターバルは2日違い、なおかつアトレティコはセルタ戦後、日付が金曜に変わっている深夜にスペイン首都に帰ってくることになる。
アトレティコもセルタもラ・リーガ第6節を22日(日)に戦う予定となっており、第7節を25日(水)に早めることは可能だった。しかしながら1日遅い26日(木)の試合開催となったために、アトレティコの27日(金)の練習は回復メニューをこなすだけとなり、ダービーに向けた練習を行えるのは実質的に28日(土)のみとなる。そのために同クラブは、“あまりに不公平な”日程を定めたラ・リーガに対して、激怒しているとのことだ。
アトレティコはラ・リーガが「自分たちの商品を大切にしていない」と憤っており、「選手、ファン、クラブの利益を守るために慎重に物事を進めるよう」に求めている模様。加えてラ・リーガが最初の8節の内7節分で、自分たちを21〜21時半キックオフの試合に割り当てていることに対しても、同クラブは不満を抱えているようだ。同時間帯のキックオフではサポーターが家族でスタジアムに赴くことが難しく、集客に影響が出ているとの見解を示しているという。




