GriezmannGetty Images

アトレティコ、ラ・リーガ優勝候補と強烈アピール!グリーズマンの初ゴールも飛び出しラージョに7-0大勝

28日のラ・リーガ第3節、アトレティコ・マドリーは敵地エスタディオ・デ・バジェカスでのラージョ・バジェカーノ戦で7-0の大勝を収めた。

開幕節グラナダ戦(ホーム)に3-1で勝利し、第2節ベティス(アウェー)では0-0で勝ち点1を分け合ったアトレティコ。2試合ぶりの勝利がほしい今節は、アウェーでのラージョとのダービーだ。アウェー2連戦とはいえ、スタジアムにはアトレティコのサポーターも散された。

バジェカス地区出身のコケは、この試合も負傷で欠場。シメオネ監督はベティス戦でハーフタイムから起用し、大きな存在感を放ったパブロ・バリオスを今度は先発でアンカー起用した。スタメンはGKオブラク、DFモリーナ、サビッチ、ヴィツェル、エルモーソ、カラスコ、MFデ・ポール、バリオス、サウール、FWグリーズマン、メンフィスで、システムはいつもの3-5-2。

アトレティコはキックオフからわずか2分後に先制点を記録。ペナルティーエリア手前、デ・ポールが蹴った浮き球にエリア内左のグリーズマンが左足ダイレクトで合わせると、地を這うボールが枠内に収まっている。アトレティコのエースはこれが今季初得点となった。

いきなりリードを手にしたアトレティコは、それからラージョの攻撃を受け止めながら、速攻から追加点を狙う。その狙いを的中させたのは、16分のことだった。エルモーソのスルーパスからペナルティーエリア内左に抜け出したサウールがボールを折り返し、これをメンフィスが押し込んでいる。

アトレティコは35分、メンフィスが負傷してモラタを投入するアクシデントに見舞われる。が、それでも勢いは衰えず、その1分後には3点目も獲得する。デ・ポールのスルーパスからモリーナが右サイドを突破して、そのままペナルティーエリア内に侵入。右足のシュートでネットを揺らした。

3-0で試合を折り返したアトレティコは後半立ち上がり、エンテカとシスを入れてパワープレー気味に攻撃を仕掛けるラージョを相手に苦戦。だが高い集中力を発揮して守り続け、パブロ・バリオスのゲームメイク(素晴らしいボールの持ち上がりなど披露)を中心に主導権を握り返していく。

そして73分から、アトレティコがさらなるゴールラッシュを開始!まずサウールの絶妙なパスからモラタがGKディミトリエフスキとの1対1を制して4点目を決め、79分には途中出場アンヘル・コレアがラージョ守護神の頭上を越えるループシュートで5点目。さらに84分にはA・コレアのスルーパスからモラタがこの日2点目を決め、86分にこちらも途中出場のマルコス・ジョレンテがダメ押しとなるチーム7点目を記録した。ラジスタたちは、4点目が決まったあたりから席を立ち、家路につき始めている。

結局、アトレティコは失点を許さず、7点リードを最後まで維持したまま試合終了のホイッスルを迎えた。開幕から2連勝中だったラージョを圧倒し、ラ・リーガ優勝候補の一角であることを強烈にアピールしている。

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