Griezmann Angel CorreaGetty Images

アトレティコがカラスコ、サウール、A・コレア弾でオサスナに勝利…シメオネ政権下で11シーズン連続のCL出場権を獲得‼︎

21日のラ・リーガ第35節、アトレティコ・マドリーは本拠地シビタス・メトロポリターノでのオサスナ戦に3-0で勝利した。

前節、すでに降格が決まっているエルチェを相手に0-1の敗戦を喫したアトレティコ。しかし5月14日のスペインの子供の日にちなみ、2万人の子供たちを招待して行われたこのオサスナ戦で、クラブの最重要とされる目標チャンピオンズリーグ出場権獲得を決めた。11年目を迎えているシメオネ監督政権で、じつに11シーズン連続となる偉業だ。シメオネ監督は指揮官に就任した2011-12シーズンこそ、12月末に到着したために降格圏に近い位置から5位までしか順位を上げられなかったが、それ以降はずっと3位以内でラ・リーガを終えてCL出場権を獲得し続けている。

シメオネ監督はGKグルビッチ(オブラクは負傷中)、DFモリーナ、ヴィツェル、ヒメネス、エルモーソ、カラスコ、MFデ・ポール、コケ、サウール、FWグリーズマン、モラタを先発させて、いつもの3-5-2を使用。序盤に勢いよく攻勢を仕掛けると、サウール、グリーズマンがポスト直撃のシュートを放つなど惜しいチャンスを迎えていったが、先制するまでには至らない。

徐々に勢いを落としてオサスナのボール保持も許したアトレティコだったが、前半終了後間際についにスコアを動かした。44分、サウールのロングボールからグリーズマンが最終ラインを突破。そのままペナルティーエリア内右に侵入して折り返したボールを、走り込んできたカラスコが右足で押し込んでいる。なお、このゴールの直前にダビド・ガルシアのタックルを受けて地面に倒れていたモラタはプレー続行不可能となり、ハーフタイムにアンヘル・コレアと交代した。

アトレティコは62分に2点目を記録。ハイプレスがはまってコケが前線でボールを奪い、彼のパスを受けたデ・ポールがペナルティーエリア内に浮き球を送る。すると、そこに飛び込んできたサウールが胸トラップから右足ダイレクトシュートと、彼らしいゴラッソを決めた。

その後オサスナの反撃を跳ね返しながらカウンター中心の攻めを見せるアトレティコは、82分に3点目を獲得。中央でグリーズマン、デ・ポールとボールをつなぎ、デ・ポールのスルーパスから最終ラインを突破したA・コレアが右足のシュートでネットを揺らした。結局、試合は3-0のまま終了のホイッスル。アトレティコは4位以内でシーズンを終えることを確定させ、またレアル・マドリーを抜いて暫定で2位に浮上した。

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