Wanda MetropolitanoGetty Images

UEFA、サポーターのナチス式敬礼でアトレティコを処分…マン・C戦2ndレグで5000席閉鎖を命じる

UEFAの上訴委員会は11日、アトレティコ・マドリーに対して本拠地ワンダ・メトロポリターノの一部客席を閉鎖するように命じた。

5日のチャンピオンズリーグ準々決勝マンチェスター・シティ対アトレティコ(1-0)では、アトレティコのウルトラスがナチス式敬礼を行っていた様子が撮影されており、UEFAは8日からこの件について調査を開始していた。

そしてセカンドレグまであと2日というタイミングで、UEFAの上訴委員会はアトレティコに対して、自クラブのサポーターの差別行為によりスタンドの一部区画を閉鎖するよう命じている。アトレティコは最低5000席を閉鎖しなければならず、どの区画をそうするのか報告する義務を負う。またUEFAのロゴと「#NoToRacism」が記された横断幕も掲示しなければならない。

だがスペイン『マルカ』によれば、アトレティコはこの処分が「完全に見合ったものではない」と受け止め、また今から5000席を閉鎖することは「実行不可能」との見解を示しているという。アトレティコはスポーツ仲裁裁判所に訴える用意をしており、少なくとも処分の適用試合を遅らせる方針とのことだ。

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