24日のラ・リーガ第6節、アトレティコ・マドリーは本拠地シビタス・メトロポリターノでのレアル・マドリー戦に3-1で勝利した。この試合で2ゴールを記録したFWアルバロ・モラタは、チームにとって自信になる勝利と満足感を表している。
前節バレンシア戦に0-3で完敗し、またチャンピオンズリーグのラツィオ戦では1-0でリードしながらも95分に同点に追いつかれたアトレティコ。結果が出ていない状況だったが、このダービーでは4分にモラタ、18分にFWアントワーヌ・グリーズマン、46分に再びモラタとヘディングシュートから3点を決めて勝利を飾った。
モラタにとっては古巣相手の白星となったが、スペイン『DAZN』とのインタビューでその感想を求められた同選手は、次のように返答している。
「もちろん手応えはあるよ。個人的なことを言えば、誰相手にゴールを決めたかはどうでもいいんだけど、でもマドリーとの試合はチームにとって大切なものだ」
「この前のローマでの試合は無力感に苛まれた。だから今回は、何よりも士気を上げるために素晴らしい勝利となったね」
今夏、サウジアラビアからオファーがあったと報じられながらもアトレティコでプレーし続けているモラタ。同選手はディエゴ・シメオネ監督から慰留されたことを明かしている。
「市場もメディアも僕にはコントロールできないが、(移籍の)可能性があったのは確かだ。だから監督、グスタボ(・ロペス助監督)と話し合いの場を持ち、自分の身に起こっていることについて伝えた。すると彼らから移籍しないでくれと言われたんだ。今季の僕は、昨季よりも重要な選手だと感じられるよ」
モラタは下部組織にも在籍したアトレティコで、タイトルを勝ち取ることを夢見ている。
「今の僕は以前より心構えができている選手となった。選手として完全に成熟するときが引退のタイミングだなんて悲しいことだね」
「僕はアトレティとともにタイトルを獲得してから引退したいと思っている」
「僕だけでなく、選手全員が同じ目標を抱えているよ。グリーズマンはアトレティでラ・リーガとチャンピオンズリーグ優勝を成し遂げたくて、たまらないんだ」




