6日のラ・リーガ第7節、アトレティコ・マドリーは敵地サン・マメスでのアトレティック・クルブ戦を0-1で落とした。
ミッドウィークのラ・リーガ第19節分、敵地カンプ・ノウでのバルセロナ戦を1-3で落とし、公式戦連勝記録が7で途絶えたアトレティコ。首位バルセロナとの勝ち点差は3から6に広がったが、アトレティックにも敗れて9差まで広がる事態となった。
ホーム成績は10勝1分けと無敵を誇るアトレティコだが、アウェーでは2勝3分け4敗と脆さも露呈しており、要塞のようなスタジアムでの2連戦は厳しかったのもかもしれない。アトレティコは全体的に攻撃のアイデアを欠き続け、18分にアルマダが単発の決定機を迎えても、GKウナイ・シモンの好セーブに遭う。アトレティックの方が積極的にシュートを放って、ゴールに近づいていった。
迎えた後半、シメオネ監督はバルセロナ戦に続き存在感のないフリアン・アルバレスなどをスルロット、グリーズマンと交代させて攻勢を強めたが、ほとんど効果なし。84分になって、ようやくスルロットがヘディングシュートでゴールをうかがったが、これはU・シモンに止められる。アトレティックの決勝点が決まったのは、直後の85分だった。左サイドのニコ・ウィリアムズが折り返したボールから、ペナルティーエリア内手前に走り込んだベレンゲルが右足のシュートでGKオブラクを破っている。試合はそのまま、アトレティックの1点リードで終了した。
バルセロナ戦では同チームと首位で並ぶ可能性もあったアトレティコ。だが、このアウェー2連敗によって、同日にベティスを5-3で下した首位バルセロナに追いつくためには、勝ち点9差を縮める必要ができている。絶好調から一転、大きなつまずきとなってしまった。




