アトレティコ・マドリーは、リヴァプール戦の終盤に発生した事件について調査を進めるようだ。
アトレティコは17日、チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第1節でリヴァプールと対戦。2失点を許すも追いついたが、後半アディショナルタイムにフィルジル・ファン・ダイクのゴールを許し、2-3で敗れていた。しかしこの決勝点の直後、ディエゴ・シメオネ監督を含むアトレティコのスタッフがリヴァプールファンと衝突。シメオネ監督が退席処分となっている。
そして試合後、シメオネ監督は「試合中ずっと侮辱されていた」と告白。リヴァプールファンから試合を通じて侮辱を受け続けたと主張した。一方でSNS上では、決勝点の直後にアトレティコのスタッフがリヴァプールファンに向かってボトルを投げつけ、さらにつばを吐きかけたような動画も拡散されている。さらに『X』では、シメオネ監督と口論になったと主張する人物が「人種差別的な発言、誹謗中傷は一切していない」としつつも、「f***k off(くたばれ)やs***house(くそったれ)と言った」とし、スタッフからつばを吐きかけられたと投稿している。
『The Athletic』は、こうした事件を受けてアトレティコ側が試合中すべての事象を調査すると伝えている。一方でリヴァプール側は、今回の事件はUEFAの管轄事象であり、UEFAが今後どのような措置を取るか決定するための情報はすべて共有するとのこと。そしてUEFAは、懲戒委員会が審判員からの報告書を受け取った後、さらなる措置を決定すると語っているようだ。今後の動向に注目が集まっている。





