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トリッピアー売却を強いられたアトレティコ、ヴァス獲得に動く…選手本人とは合意もバレンシアが後釜確保まで放出容認せず

アトレティコ・マドリーは、ニューカッスルに移籍したDFキーラン・トリッピアー後釜としてバレンシアDFダニエル・ヴァスの獲得を目指している模様だ。スペイン『マルカ』が報じている。

選手本人がイングランド復帰を希望したこともあり、トリッピアーの売却を受け入れざるを得なかったアトレティコ。ディエゴ・シメオネ監督はその後釜として、右サイドバックはもちろん複数のポジションでプレーできる選手を求め、ヴァスに目をつけたようだ。

今季、右SBではなくピッチ中央でプレーしているヴァスとバレンシアの契約は今年6月まで。『マルカ』曰く、昨夏にマルセイユ移籍を希望して結局残留していたデンマーク代表MFは、すでにアトレティコと個人合意に至っており、バレンシアに対してアトレティコから届いた移籍金200万ユーロのオファーを受け入れるよう求めているとのことだ。

だがバレンシアは後釜を獲得しなければヴァスを放出しない方針という。同クラブはホセ・ボルダラス監督から中盤及びセンターバックの補強を求められており、ヴァスの後釜含めてこの冬に合計で3選手の獲得を目指す模様。ヴァスに関してはすでに元が取れていると考えながらも、後釜を確保しない限り退団を認めることはないようだ。

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