バルセロナがFWジョアン・フェリックスを完全移籍で獲得できる見込みは、現状ではほとんどないようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
J・フェリックスは3日のラ・リーガ第15節、ホームでのアトレティコ・マドリー戦(1-0)で活躍。レンタル元のクラブ相手に、前半にループシュートからゴールを決めてチームに勝利をもたらした。
電光掲示板の上に乗って両手を上げるなど、本来所属しているアトレティコ相手にも容赦なくゴールを祝ったJ・フェリックスは、もう同クラブに戻るつもりはなく、「子供の頃からの夢」だったというバルセロナでプレーし続ける意向とみられる。またバルセロナのチャビ・エルナンデス監督も、1年レンタルで加わったJ・フェリックスの買い取りについて問われて、「それは強化部門への質問だろう。だが私は歓迎しているよ」と語っていた。
しかし『マルカ』曰く、アトレティコは2029年まで契約を結ぶJ・フェリックスの移籍金を7000〜8000万ユーロと見積もっており、財政難に陥るバルセロナが現状で同額を支払うことは不可能という。バルセロナがポルトガル代表FWを来季もチームにとどめる唯一の方法は、レンタル期間の延長であるようだ。
『マルカ』は、バルセロナとアトレティコが交渉に臨むとしても、それはまだ先のことであり、J・フェリックスが落ち着きを持ってその行方を見守る必要があると記している。
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