アトレティコ・マドリーMFコケは、FIFAクラブワールドカップ(CWC)開幕戦を振り返った。『as』が伝えている。
ついに開幕した新生CWC。UEFAクラブランキング上位に入って出場権を得たアトレティコは、グループBの初戦でパリ・サンジェルマン(PSG)と激突した。いきなり今季のチャンピオンズリーグ王者との一戦となったが、19分にファビアン・ルイスの強烈なミドルで失点すると、その後3失点。終盤にはクレマン・ラングレが退場するなど、難しい展開で0-4の完敗を喫している。
この試合で後半頭から出場した主将コケは、PSG戦について「PSGのレベルはわかっていたが、良いスタートは切ったと思う」としつつ、判定への不満を漏らした。
「彼らがヨーロッパ王者になったのは理由がある。厳しい試合になることはわかっていたが、0-4というのはフェアじゃない。グリーズマンのプレーで1-1にできるチャンスがあったけど、0-2になってしまった。これが痛手だった。チームは攻め続けたし、チャンスは何度もあったよ」
「1-2とするゴールも決めたけど、主審はファールでそれを無効にした。僕らはみんな何が起きたのか、そしてその原因となった細かい点はすべて見たよ。PSGの勝利は当然だ。彼らのレベルを考えると、相手のほうが優れていたね。おめでとうと言いたい。退場処分で僕らは殺されてしまったよ」
この試合でアトレティコは7回のファールを犯し、7枚のイエローカードを受けている。その件について主将は「みんなも見た通りだ。いくつかはイエローカードだったし、いくつかはそうじゃなかった。でも、結局同じ結果になったね……」と語った。
なおアトレティコの次戦は19日、シアトル・サウンダーズと対戦する。






