アトレティコ・マドリーは、イタリア代表FWモイーズ・キーンの獲得に近づいているようだ。
ユヴェントスの下部組織から16歳でトップチームデビューを飾った後、エヴァートンやパリ・サンジェルマンを経て、2021年から再びユヴェントスでプレーするキーン。しかし、今季は18歳FWケナン・ユルディズら若手の台頭やケガの影響で序列を落としており、去就について様々な噂が浮上していた。
そんな23歳のイタリア代表FWに対し、アトレティコが接触しているようだ。移籍専門記者ジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によると、ユヴェントスとレンタル移籍に向けて合意に達しており、本人も移籍を熱望。現在は詳細を詰める段階にあり、今後数日以内に決定する可能性があるという。
同氏はまた、キーンとユヴェントスの契約が2025年夏までであることを指摘。アトレティコへのレンタルとEURO2024終了後、契約について話し合いを行うことになるようだ。なお、キーンに対してはイタリア国内の複数クラブが関心を示していたが、本人がスペイン行きを希望したとも伝えられている。
なおスペイン『マルカ』によると、アトレティコは現在アル・イテハドとアンヘル・コレアの移籍について話し合っているという。本人は年俸1500万ユーロ(約24億円)とされる巨額オファーに前向きだが、アトレティコ側は提示された移籍金1000万ユーロ(約16億円)に難色を示しているようだ。『Relvo』のマッテオ・モレット記者は、キーンの獲得はコレアの移籍に備えたものだとも指摘している。




