アトレティコ・マドリーのノルウェー代表FWアレクサンデル・スルロット獲得が秒読み段階に入った模様だ。スペイン『マルカ』が報じている。
同紙曰く、アトレティコはビジャレアルとのクラブ間交渉で合意。ビジャレアルは契約解除金3800万ユーロを求め続けたが、最終的に移籍金3200万ユーロ+インセンティブ600万ユーロで決着がついたようだ。
スルロットは現地時間2日にスペイン首都に到着し、3日にメディカルチェックをパスすればアトレティコと正式に契約を結ぶことになる見通し。アトレティコは3日にヘタフェとの親善試合に臨み、その後に傑志体育会と対戦するために香港へと渡るが、ノルウェー代表FWもこのアジア遠征に参加する可能性あるという。
2シーズン前をレアル・ソシエダ、昨季をビジャレアルで過ごしラ・リーガでの経験が豊富なスルロット。昨季は現ローマFWアルテム・ドフビクの24ゴールに次いで得点ランク2位となる23ゴールを記録したが、アトレティコでそれだけの得点を決めた選手は、2013-14シーズンのFWジエゴ・コスタや、その前のFWラダメル・ファルカオまで遡ることになる。
かつてストライカーの獲得に定評があったアトレティコにとっては、久しぶりに期待を寄せられる大物の加入となりそうだ。


