アトレティコ・マドリーのプレシーズン合宿にFWジョアン・フェリックスが合流。初日からディエゴ・シメオネ監督及びクラブにとって構想外の選手であることが感じ取れたようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
例年通りセゴビアのロス・アンヘレスで合宿に取り組んでいるアトレティコ。10日にはモラタ、カラスコ、そしてJ・フェリックスと代表戦に臨んでいた一部選手たちが合流したが、ポルトガル代表FWの扱い方はほか2選手と異なっていたようだ。
アトレティコはこの日、練習の最後に10対10のミニゲームを行なった。シメオネ監督はレギュラー主体と思わしきチームでモリーナ、サビッチ、ヴィツェル、エルモーソ、カラスコ、コケ、デ・ポール、サウール、グリーズマン、アンヘル・コレアを起用。もう一チームの構成はサムエル・リノ、アスピリクエタ、モウリーニョ、ソジュンチュ、ハビ・ガラン、パブロ・バリオス、マルコス・ジョレンテ、レマル、ジュリアーノ、モラタだった。J・フェリックスと、同じくノッティンガム・フォレストから出戻り構想外とみなされるロディは、下部組織の選手たちとロンドを行なっている。
冬の移籍市場でチェルシーにレンタル移籍した後「毎年毎年(シメオネ監督が)出て行くと噂になるけれど、結局出て行くことはない。僕はそうした噂をもう信じていないんだ」「チェルシーのようにボールに触れて、自由にプレーできるスタイルは大歓迎だ」と語るなど、シメオネ監督及び彼のフットボールへの拒否反応を露骨に示してきたJ・フェリックス。現在、その移籍先としてはパリ・サンジェルマンや古巣ベンフィカやプレミアリーグの中堅クラブが噂されている。
