アトレティコ・マドリーは、セサル・アスピリクエタの獲得を発表した。
2012年にマルセイユからチェルシーに加入したアスピリクエタ。近年は主将として2021年チャンピオンズリーグ制覇を成し遂げ、さらに昨年のクラブワールドカップを制して獲得可能なトロフィーをすべて勝ち取るなど、在籍した11シーズンで公式戦500試合以上に出場した。
そんなアスピリクエタは昨夏から去就に関する憶測が頻繁に飛び交う。バルセロナからのアプローチを断り、チェルシーと2024年までの契約を1年前に結んでいたが、この度この契約を解消して13年ぶりに母国スペインに帰還することが決まった。
6日、アトレティコ・マドリーはフリートランスファーでのアスピリクエタ獲得を発表。契約期間は2024年までの1年間となっている。
11年間を過ごしたチェルシーから離れることの決まったアスピリクエタは、ソーシャルメディアで退団を報告。その中で「これは間違いなく僕が書かないといけない最も難しい手紙だ。でも、僕は君たちとこれをシェアしたい。素晴らしい11年間の後、チェルシーから離れる時が来た」と綴り、別れを続けた。
「僕たちの旅は2012年8月24日に始まった。僕が最初にこの青いユニフォームを着た瞬間から、ここが我が家であるように感じた。すべてのトロフィーやトレーニンググラウンドの壁に貼られた成功の瞬間、若い“アスピ”が見習いたいと考えていた成功を見たときに感じた緊張をこれからも思い出すだろう。508試合に出場して9つのトロフィーを勝ち取り、君たちのキャプテンになったことを想像することなんてできなかった」
「アドリアナと僕は若いカップルとしてロンドンに到着して、イングランドで生まれ育った子供たちとの5人家族になってここから離れる。この街やクラブとの僕たちの絆は永遠だ」




