GriezmannGetty Images

アトレティコが強すぎる!2戦連続の5発大勝でついにレアル・マドリーを抜いて2位浮上…2ゴールのグリーズマンは今季13得点12アシスト

3日のラ・リーガ第33節、アトレティコ・マドリーは本拠地シビタス・メトロポリターノでのカディス戦に臨み、5-1の大勝を収めた。

ここ16試合の成績が12勝3分け1敗、メトロポリターノではここ6試合全勝と凄まじい勢いを見せるアトレティコ。このカディスとの一戦では、好調の理由が全面に表れたかのような会心のパフォーマンスを披露した。

GKグルビッチ、DFモリーナ、ヴィツェル、ヒメネス、エルモーソ、カラスコ、MFデ・ポール、コケ、レマル、FWグリーズマン、モラタを先発させ、いつも通り3-5-2のシステムを使ったアトレティコは、キックオフから2分後には先制点を記録。ペナルティーエリア内左のカラスコがすぐ内側のグリーズマンにボールを渡して、フランス代表FWが左足のシュートを決め切った。

アトレティコはその後、ボールもゲームも支配。アンカーのコケが前線から下りてくるグリーズマンとピッチ中央で何度もパスを交換しながら(時折デ・ポールやエルモーソ、ヴィツェルも絡む)カディスの隙を探り、隙を見つければそこにパスを通して一気に攻撃を展開。コケ、デ・ポール、エルモーソの縦パスから、サイドではカラスコやモリーナ、中央ではモラタやレマルがグリーズマンと絡みながら、一気にカディスゴールに襲いかかった。

そうして27分、アトレティコはその優勢ぶりからすれば当然とも言える追加点を獲得。右サイドでボールを保持したグリーズマンが内へと切り込んでペナルティーエリア内に侵入し、レマルとのワン・ツーから左足のシュートを決めた。グリーズマンは今季ラ・リーガ13得点12アシストと25点に絡んでいる。

2-0で試合を折り返したアトレティコは後半もカディスを圧倒し、49分に追加点を獲得。ペナルティーエリア内左のエルモーソが、右でフリーとなっているモラタに浮き球を出し、19番がこのチャンスをしっかりと物にした。

アトレティコはさらに、57分に4点目を記録。しかも……今季初のPKから! レマルが折り返したボールをアルカラスが手で止めたとして、ソト・グラード主審がOFRで確認後にペナルティーマークを指示。この奇跡のような瞬間にキッカーを務めたカラスコは、見事枠の中にボールを収めている。

72分にはロサーノにこれは止められないとう強烈ミドルを突き刺され、1点を返されたアトレティコだったが、直後の73分には5点目もゲット。デ・ポールのスルーパスからペナルティーエリア内右に侵入したモリーナが、右足のシュートで2戦連続となるゴールを決めた。今季ベストとも称せるパフォーマンスを披露したアトレティコは、4点をリードしたまま試合試合終了のホイッスルを聞いている。

バジャドリー戦に続いて5得点の大勝を収めたアトレティコは、前日にレアル・ソシエダに敗れたレアル・マドリー勝ち点1上回り、2位に浮上している。

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