23日のラ・リーガ第11節、本拠地ベニト・ビジャマリンでのアトレティコ・マドリー戦を1-2で落としたベティスだが、マヌエル・ペジェグリーニ監督が試合後に発した言葉が話題となっている。
アトレティコとラ・リーガ3位の座をかけて対戦したベティスは、54分、71分にFWアントワーヌ・グリーズマンのゴールを許して2点のビハインドを背負うと、反撃は84分にMFナビル・フェキルが直接フリーキックから決めた1点だけにとどまり敗戦を喫した。アトレティコに3位の座を明け渡したほか、今季ビジャマリンでの全勝記録は5でストップしている。
試合後会見に出席したペジェグリーニ監督は、DFヘイニウド・マンドヴァのPKが取られなかった疑惑の判定について問われた際、ポゼッションフットボールと堅守速攻のスタイルの違いに関する言葉を口に。攻撃的フットボールを愛する指揮官は、アトレティコが勝利を目指すフットボールをしていなかったとの見解を示している。
「PKについて話したくはない。この試合ではそれ以上のことがあったし、判定というテーマについて話すのは正当なことではないと感じるよ」
「私にとっては、とてもシンプルなことなんだ。負けないためにプレーしたチームが勝ち、勝つためにプレーしたチームが負けた、ということなのさ。フットボールでは何度も起こってきたことだ。彼らは55分間、一度も枠にシュートを放っていなかったのにもかわらず0-1とした。CKで、かなり悪運強くね。彼らはその後も同じようにプレーして、2ゴール目さえ決めている」
「私たちは差を縮めようとして、実際にそうできたが、最後にクロスバーに当たるシュートがあって引き分けまでは届かなかった。私は満足しているよ。アトレティコがああして、とても素晴らしい8〜9選手で守っていれば攻撃するのはとても難しいし、そのカウンターは危険そのものだ。だが私たちは0-1とするまで、彼らのカウンターを許していなかった」
「残念ながら、私たちはあれだけペナルティーエリアに閉じこもるチームを相手にして、少しだけ創造性を欠いてしまった。前半には2〜3回のチャンスがあり、後半についてもビハインドを負ってから本当に多くの決定機を迎えたが、結局は引き分けに追いつけなかったんだ」




