Sergi RobertGetty Images

アトレティコ、バルセロナと契約切れのS・ロベルト獲得に動く…すでにオファーを提示した模様

アトレティコ・マドリーが、バルセロナMFセルジ・ロベルトの獲得を目指しているという。スペイン『マルカ』が報じた。

アトレティコは冬の移籍市場でDFキーラン・トリッピアーをニューカッスルに放出し、その代わりにバレンシアからMFダニエル・ヴァスを獲得したものの、夏の移籍市場でも継続的に右サイドバックの獲得を目指している模様。第一候補はアストン・ヴィラDFマティ・キャッシュのようだが、ヴィラの資金力に鑑みた移籍金は高額になることが予想されており、そのために今季限りバルセロナとの契約が切れるS・ロベルトにも目をつけたという。

アトレティコは中盤を本職として、なおかつサイドバックとしてもプレーできるS・ロベルトのユーティリティー性に魅力を感じている様子。S・ロベルトの関係者によれば、選手本人はすでにアトレティコからのオファーを受け取っているとのことだ。

S・ロベルトは下部組織から過ごすバルセロナのトップチームで300試合以上に出場し、現在30歳とまだ若い。問題は怪我がちなことで、今季その影響もあって12試合、600分以下の出場にとどまっている。アトレティコはまた、今季限りで契約切れの右サイドバックとしてS・ロベルトほかマルセイユDFブバカル・カマラにも興味を示しているようだが、こちらはバイエルン・ミュンヘンやプレミアリーグのクラブが競合相手であり、極めて困難なミッションになっているそうだ。

アトレティコが右サイドバックをフリーで獲得したい理由は、FWルイス・スアレスの後釜、さらに中盤のトップレベルの選手の獲得に力を入れるためという。L・スアレスの後釜としては、ベンフィカFWダルウィン・ヌニェスが候補に挙げられているが、同選手の移籍金は7500万ユーロもされている。アトレティコはそうした選手獲得を実現するためにも、右サイドバックを無料で引き入れることを目指しているようだ。

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