17日のラ・リーガ第29節、バルセロナは敵地シビタス・メトロポリターノでのアトレティコ・マドリー戦に3-0で勝利した。チャビ・エルナンデス監督は、強豪相手の勝利に大きな満足感を表している。
バルセロナは38分にアトレティコをレンタル元とするFWジョアン・フェリックスが先制点を記録し、47分にFWロベルト・レヴァンドフスキが加点。65分にはMFフェルミン・ロペスが3点目を決めて、自分たちと同じラ・リーガ三強の一角を破っている。アトレティコはラ・リーガでのホーム戦で、昨年1月18日以来となる敗戦。その際に0-1で土をつけられたのも、バルセロナだった。
チャビ監督は試合後、次のような感想を述べている。
「とてもうれしく、幸せだ。私たちは素晴らしかった。ナポリ戦と似たような展開だったね。ロベルトはとても活発なプレーを見せてくれたし、フェルミンもジョアンも素晴らしかった」
「今日はバルセロナのプレーの要である第三の動きを見つけることができた。私たちのプレー哲学にとって理想的な試合だったと言える。チームの仕事は完璧にうまくいったわけだ」
バルセロナはこの試合の直前にDFアンドレアス・クリステンセンが負傷。チャビ監督は同選手の代わりとしてフェルミンを起用していた。
「最初のプランではギュンドアンを中盤の右で使おうと思っていた。しかしクリステンセンが痛めてしまい、だからフェルミンを選んだんだ。彼はスペースを突くのがうまいからね」
「ギュンドはアンカーでプレーしたが、そこからでも大きく貢献してくれる。フリーの選手を見つけてくれるんだ。私たちはポジショナルなプレーにおいて完璧な試合を演じたと言える」
チャビ監督はJ・フェリックスが先制点を決めた直後、審判への抗議によってレッドカードを提示され、退席処分となっていた。
「退席は些細なことだ。第四審判からは、私の振る舞い方によってだと説明された。身振り手振りが派手なのは、私が情熱的な人間だからだ」
「退席は不必要だし、不当だった。いずれにしても重要なのは私ではなくチームのことだよ」
バルセロナは前日にヘタフェに敗れたジローナを抜いて2位に浮上し、首位レアル・マドリーとの勝ち点8差を維持している。
「私たちはバルサであり、誰も気を抜いていない。私たちは厳しく要求に応じなければいけないんだ。私たちにはまだ、重要な2タイトル(ラ・リーガ&チャンピオンズリーグ)が残されている」




