3日のラ・リーガ第15節、アトレティコ・マドリーは敵地モンジュイックでのバルセロナ戦に臨む。前日会見に出席したディエゴ・シメオネ監督は、ポゼッションフットボールを実践するチャビ・エルナンデス監督率いるチームに対して、警戒感を表した。
「彼らは素晴らしい選手たちを擁するチームだ。明確なプレーアイデアを持ち、それを監督が見事に実践している。美しい試合になることを期待しているよ。私たちが打撃を与えられると考える展開に持ち込めればと思う」
アトレティコからのレンタルによってバルセロナでプレーするJ・フェリックスは、この一戦を前に「僕を含めて誰もがアトレティコよりバルセロナのプレースタイルを好んでいる。アトレティコの選手たちも本当は長く攻撃したいんだ」と発言していた。シメオネ監督は同選手について問われると、「私たちのチームにいない人間については話さない」と返答。その一方でバルセロナを古巣とするFWアントワーヌ・グリーズマン、またJ・フェリックスがこの一戦に特別なモチベーションを抱えているか、そのために活躍する可能性が高いかを質問されると、次のように返している。
「私が考えていることを言わせてもらう。フットボールは一試合だけでは何も物言えない。一試合は一試合であるだけだ」
「大切なのは継続性であり、努力を維持し続けることであり、その背中に歴史をつくることなんだ。一試合を超えた先にそうしたことがある。一試合だけで活躍するなんて、誰でもできるよ」
なおJ・フェリックスはバルセロナ加入当初こそ活躍を見せたものの、ここ最近は継続的に結果を残せていないことが指摘されている。