Alec BaemaGetty Images

アトレティコの10番を背負うバエナ「タイトルを獲得したらタトゥーを入れる。一つだけにはならないだろう」

アトレティコ・マドリーは28日、スペイン代表MFアレックス・バエナ(24)の入団会見を開いた。

アトレティコは今夏、移籍金4500万(約78億円)ユーロをビジャレアルに支払い、スペイン、ひいては世界屈指のパサーであるバエナを獲得。今夏も積極補強を繰り返している同クラブだが、その中でも即戦力として、特に大きな期待をかけている選手だ。

アトレティコの本拠地リヤド・エア・メトロポリターノで行われた入団会見。クラブの期待を表すかのように、バエナはメキシコのティグレスへと移籍したFWアンヘル・コレアに代わって、背番号10をつけることが発表されている。 

バエナは会見で、アトレティコ移籍を決断した理由について、次のように語っている。

「クラブは素晴らしい選手たちを何人も獲得している。そして僕のプライオリティーは、スペインに残ることにあった。僕はずっと、アトレティコに入団したくてたまらなかったんだ。アトレティコに加入するために、可能な限り我慢し続けたよ」

「ビジャレアルで示してきたすべてを見せて、チームを助けられたらと思う。何よりも、僕はタイトルを獲得するためにここに来た。自分のキャリアにとって大きな飛躍だ。今季、タイトルを獲得する上で、ここには素晴らしい監督と選手たちがいる」

レアル・マドリーMFフェデ・バルベルデとの衝突をはじめとして、バエナは激情家として知られている。

「子供の頃からそういう性格なんだ。気をつけるようにしているし、何も起こらないように感情をコントロールする取り組みも行なっている。その性格を良い方向に使っていければと思う」

ヨーロッパリーグやパリ五輪など、獲得タイトルをタトゥーとして体に刻み込んできたバエナ。タトゥーをさらに増やす意欲を示している。

「アトレティコにはタイトルを獲得するためにやって来た。これから入れるタトゥーの数は一つだけにはならないだろう」

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