16日のラ・リーガ第17節、アトレティコ・マドリーは敵地サン・マメスでのアスレティック・ビルバオ戦を0-2で落とした。ディエゴ・シメオネ監督は試合後、選手たちへの信頼を何よりも強調している。
本拠地メトロポリターノでは公式戦20連勝中のアトレティコだが、アウェーでは強さを発揮できていない。今回の相手が第1節レアル・マドリー戦以降ホームで負けていないアスレティックだったとはいえ、前半から目も当てらないパフォーマンスを見せ、FWゴルカ・グルセタ、FWニコ・ウィリアムズのゴールを許して敗戦。今季ラ・リーガのアウェー成績はこれで3勝3分け4敗と、ついに負け越している。
0-3のバレンシア戦、1-2のラス・パルマス戦、そして今回のアスレティック戦と、アウェーでは明らかにパフォーマンスの質を落とすアトレティコだが、シメオネ監督はさらなるつまずきにも「落ち着いている」と発言。アスレティックのプレーを称えつつ、自チームの選手たちを信頼していることも強調している。
「最初から最後まで、相手の方が素晴らしかった。最後の15分間は、私たちも闘っていたがね。彼らの方が上だったし、祝福をしなければならない。そして火曜のこと(ヘタフェ戦)を考えなくてはね」
「心配しているか? むしろその逆で、今日は私が最も落ち着いていられる日だ」
「このチームの選手たちが何を与えてくれているのか、私はしっかりと自覚している。私は死ぬまで彼らと一緒だ。非難することなど何もないよ」
「確かに、アウェーの私たちは強くない。そこは改善しなくてはならない。リーグ戦では安定性が必要であり、アウェーで勝つことは根本的だ」




