Athletic Atlético Madrid LaLiga 2023-24Getty Images

ホームでは20連勝中のアトレティコだが…アウェーに弱い!ビルバオ相手に今季4敗目、ラ・リーガ優勝争いで一歩後退

16日のラ・リーガ第17節、アトレティコ・マドリーは敵地サン・マメスでのアスレティック・ビルバオ戦を0-2で落とした。

本拠地メトロポリターノでは今年2月から公式戦20連勝中(クラブ記録タイ)と絶大な強さを発揮するアトレティコだが、アウェーでの成績は今季4勝3分け3敗(敗戦はすべてラ・リーガ)と芳しくない。対して今季のアスレティックは、サン・マメスでレアル・マドリー以外に勝利を許していないが、やはりアトレティコにとって攻略は難しかった。

アトレティコは前半からアスレティックの攻勢に遭い、いつ失点してもおかしくない状況に追いやられる。それでもスコアレスで試合を折り返したのは、イニャキとニコのウィリアムズ兄弟のシュートがポストに阻まれ、ソユンジュが献上したPKをサンセトが決め切れず、そしてGKオブラクが好守を連発したからだった。

ハーフタイム、シメオネ監督はモリーナ&ソユンジュをヒメネス&デ・ポールに代えて打開を図るが、流れは変わらず。そして51分、インテンシティーとそれに伴うハイプレスによって圧倒的にアトレティコを上回るアスレティックが、前半の内に決めて然るべきだったゴールをついに決めている。CKの流れからペナルティーエリア手前のアンデル・エレーラが浮き球のパスを送り、エリア内のグルセタがボールを押し込んだ。

ビハインドを負ったシメオネ監督はグリーズマン&サウールを下げてメンフィス&コレアを入れるが、またも交代の後に失点。64分、ペナルティーエリア内右のニコ・ウィリアムズが左足を一閃し、これがオブラクも届かない枠内左隅に突き刺さっている。

アトレティコは終盤に意地の攻撃を見せたが、マルコス・ジョレンテらは決定機を決め切ることができず、結局2点差のまま試合終了のホイッスルを迎えた。

バレンシア戦(0-3)、ラス・パルマス戦(1-2)、バルセロナ戦(0-1)に続いて、アウェーでさらなる失態を演じた3位アトレティコ(1試合未消化)は、勝ち点を34から伸ばせず。首位ジローナ(勝ち点41)、2位レアル・マドリー(勝ち点39)、勝ち点34で並ぶ4位バルセロナに差をつけられる可能性をつくっている。

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