Griezmann Atletico Madrid Almeria LaLiga 2022-23Getty Images

2位レアルに迫るアトレティコ、アルメリアも撃破で破竹の6連勝!2発のグリーズマンは最速で得点&アシストを2桁に乗せる

16日のラ・リーガ第29節、アトレティコ・マドリーは本拠地シビタス・メトロポリターノでのアルメリア戦に2-0で勝利した。

ラ・リーガここ12試合9勝3分けの無敗でここ5試合は全勝……アトレティコはまさに破竹の勢いでレアル・マドリーを追いかけ、2位の座を狙っている。シメオネ監督はこのアルメリアとの一戦で、GKオブラク、DFモリーナ、ヴィツェル、ヒメネス、エルモーソ、カラスコ、MFマルコス・ジョレンテ、コケ、デ・ポール、FWグリーズマン、そして最愛の母を亡くして前節ラージョ戦を欠場したアンヘル・コレアを先発で起用している。

アトレティコは波に乗っていることを証明するかのように、キックオフから5分後には先制点を記録。カラスコの右CKをニアサイドのA・コレアが頭でファーに流し、待ち受けていたグリーズマンも頭を使ってネットを揺らした。

幸先よくリードを得たアトレティコはその後、攻めるしかなくなったアルメリア相手にポゼッションと速攻を織り交ぜて追加点を狙う。が、37分にスコアをタイに戻されてしまう。A・コレアのあまりにぶっきらぼうなバックパスが、レオ・バプティスタンへの完璧なスルーパスに……。おもいがけないプレゼントから最終ラインを突破したブラジル人FWは、冷静なシュートでGKオブラクを破っている。

失点したアトレティコだったが、前半の内に再びリードを得ることに成功。43分、コケの鋭い縦パスからペナルティーエリア付近でコレア、グリーズマン、コレアとワンタッチでボールをつなぎ、エリア内左のカラスコにパス。そしてカラスコがすぐさま折り返したグラウンダーのボールをグリーズマンが枠内に押し込んだ。グリーズマンはこれが今季ラ・リーガ11得点目となり、得点とアシスト数(10)のどちらも2桁に乗せた今季初の選手となった。

後半もアトレティコのペースは変わらず。グリーズマン&A・コレアの2トップに加えてカラスコ&モリーナのオーバーラップ、M・ジョレンテの前線に出ていく動きでアルメリアの5バックを相手な状況を生み出していく。しかしカラスコ、グリーズマンのシュートがポストに当たるなど、なかなか決定機を決め切ることができない。

シメオネ監督は60分に1枚目の交代カードを切り、A・コレアを下げてモラタを投入。また78分にはデ・ポールとの交代でパブロ・バリオスもピッチに立たせている。

終盤、アトレティコはややペースを落としてアルメリアの攻勢を許したものの、しかし決定機までは許すことなく1点リードのまま試合終了のホイッスルを迎えた。これでここ13戦の成績を10勝3分け、ここ6試合を全勝としたアトレティコは、宿敵の2位レアル・マドリーを勝ち点2差で追い続けている。

広告

ENJOYED THIS STORY?

Add GOAL.com as a preferred source on Google to see more of our reporting

0