アスレティック・ビルバオは4日、スポルティング・ブラガに所属していたスペイン人FWアルバロ・ジャロ(24)の獲得を発表した。今夏に加入予定で、契約期間は5年。
ギニアビサウ共和国にルーツを持つジャロは、1999年にスペイン首都マドリードで生を受けた。だが幼少期から2017年にブラガの下部組織に加わるまでビルバオで育ち、アスレティックと提携を結ぶベゴーニャでプレーした経験もある。過去にはバスク出身者や同地域にルーツを持つ選手しか擁することのない“バスク純血主義のクラブ”と謳われたアスレティックだが、ここ最近はバスクと何らかの関係を持つ選手であれば問題なく引き入れており、そのためにジャロも獲得対象として扱ったようだ。
ジャロは今季、ブラガで14得点を記録。アスレティックは公式HPで同選手の特徴について、「1トップでもトップ下でも左右どちらサイドでもプレーできるアタッカー。得点力、連係プレー、スピード、シュート力に特徴を持つ選手であり、プレースキックのクオリティーも高い」と紹介している。
なお移籍金について、スペイン『マルカ』は1500万ユーロ+出来高550万ユーロだと報じている。。
