Gasperini AtalantaGetty Images

アタランタのガスペリーニ監督、主力が練習拒否の末にユヴェントスへ移籍も…「みんなが幸せ」

アタランタの指揮官ジャン・ピエロ・ガスペリーニ氏が、ユヴェントスに移籍したオランダ代表MFトゥーン・コープマイネルスに対して言及した。

昨シーズンはヨーロッパリーグ優勝を飾るなど大躍進を見せたアタランタ。クラブは今夏、チームの主力を慰留する方針を取っていたが、MFトゥーン・コープマイネルスやFWアデモラ・ルックマンらが移籍を志願し、強硬な姿勢を取ったことで話題となっていた。

コープマイネルスは、チアゴ・モッタ率いる新生ユヴェントスへの移籍を熱望し、練習参加を拒否。この事態にガスペリーニ監督は地元紙『レーコ・ディ・ベルガモ』に対して、「チームにとって有益になり得ない」と状況を嘆いていた。

コープマイネルスはその後、移籍金最大6000万ユーロ(約96億円)の5年契約でユヴェントス行きが決定。すると29日、記者会見へと出席したガスペリーニ監督がこのオランダ代表MFに対して自身の見解を示した。

「彼は望んでいたことを達成した。彼は、我々のチームに多くを与えてくれた。ユーヴェも、彼も、アタランタも、みんなが幸せで満足だ」と述べている。

一方、アタランタの注目補強選手の1人であるニコロ・ザニオーロは、筋肉系のトラブルによりインテルとのビッグマッチを欠場するようだ。

「ザニオーロは2カ月前にここへやって来た。我々は賭けに勝利したと思っていたが、現状は怪我により出場できない。しかし、選手たちはそれぞれの特徴を生かしていくべきであり、複数のオプションを持ってバラエティーに富んだプレーをするべきだ」と主力を欠いた状況でありながらも、次戦への意気込みを語った。

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