アストン・ヴィラに所属するイタリア代表MFニコロ・ザニオーロが28日、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じて語った。
今年2月にローマを退団し、ガラタサライへ移籍したザニオーロ。わずか半年でトルコを去り、ウナイ・エメリ率いるアストン・ヴィラ行きを決断した。
「予想外の夏になった。ガラタサライでは、チームの構想の一員であると言われていたし、チャンピオンズリーグ(CL)にも出場できるという話だった。だが、モンチから連絡があり、このチャンスがあることを知った。プレミアリーグでプレーできるなんて、ものすごく大きなチャンスなので、すぐに決断したよ」
24歳のイタリア代表MFは、半年間のトルコでの経験が有益であったと考えている。
「ガラタサライに行ったことで変化はあった。イタリアにいる間は、家族や親しい人たちから決して離れられない。僕にとって、自分自身の強さを試す挑戦になった。トルコへ行き、別の大陸で全く異なる別の文化や生活を経験した。人間として、サッカー選手として成長できたように思う」
■セリエAよりプレミアが合う
さらにザニオーロは、今夏からプレーするプレミアリーグの印象を明かした。
「プレミアリーグでは、イタリアよりも施設がより進んでいるし、サッカーはかなり異なる。イタリアでは、より戦術的で、相手の出方を待ったり、研究したりするが、ここのフットボールはより積極的だ。僕の特徴を考えると、イタリアよりもイングランドのフットボールの方が合っているのかもしれない」
続いて元ローマMFは、これまでに指導を受けてきた指揮官について語った。
「監督全員から異なることを与えてもらった。現在も僕の役に立っているよ。(エウゼビオ)ディ・フランチェスコや(クラウディオ)ラニエリ、(ロベルト)マンチーニや(ルチアーノ)スパレッティ、(ジョゼ)モウリーニョ、そしてエメリの指導を受けてきたが、全員が高いレベルの指揮官だ」
「どの監督がより多くを与えてくれたか? 全員が僕にとって極めて重要だった。ディ・フランチェスコはCLで僕をデビューさせてくれたし、マンチーニはセリエAデビュー前に代表に呼んでくれた。モウリーニョも、キャリア初のタイトルを獲得させてくれた。一緒にいたのは短い期間だったが、極めて偉大な人物であり、偉大なモチベーターだった。みんなが僕にとって重要で、ずっと感謝している」
