アジアカップカタール2023のグループB最終節が23日に開催された。
グループBでは第2節を終えて首位のオーストラリア(勝ち点6)以下、2位のウズベキスタン(勝ち点4)、3位のシリア(勝ち点1)、4位のインド(勝ち点0)という状況。最終節ではオーストラリア対ウズベキスタン、シリア対インドが行われた。
2連勝で決勝トーナメント進出を決めているオーストラリアと、引き分け以上でグループ突破となるウズベキスタンが相まみえた。前半に試合の主導権を握ったオーストラリアは44分にボックス左で仕掛けたイェンギがハムロベコフのハンドを誘ってPKを獲得。VAR判定となった中、日本人の荒木友輔主審が判断したPKをマーティン・ボイスが冷静に決めて先制する。
迎えた後半に攻勢を強めたウズベキスタンは60分にFKからエシュムラドフがヘディングでネットを揺らすも、オフサイドでノーゴールに。それでも、79分には左サイドからのクロスに正面で合わせた途中出場のトルガンバエフが頭でシュートをゴールへねじ込み、ウズベキスタンが1-1の同点に追いつく。
結局、試合はそのまま1-1で終了。他会場ではシリアがインドに1-0で勝利し、首位のオーストラリアと2位のウズベキスタンが決勝トーナメント進出。そして、シリアも他グループの状況から3位で同国史上初のアジアカップ決勝トーナメント進出を決めた。なお、日本代表はグループDで3位通過となった場合、決勝トーナメント1回戦でオーストラリアと対戦する可能性が出ている。

