アーセナルのミケル・アルテタ監督が、マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハーグ監督のコメントに反応している。
今季のプレミアリーグで、27試合消化で勝ち点66を稼ぎ首位を走るアーセナルと、26試合消化で勝ち点50の3位につけるマンチェスター・U。互いに上位を争う中でテン・ハーグ監督は先日、自チームの負傷者や出場停止者が続出していることを嘆き、その上で「アーセナルを見ると、彼らは常にほぼ完全なチームを持つことができる」とコメント。首位チームはスカッドに余裕があると示唆していた。
しかし、この発言にアルテタ監督が反論。記者団に対し、「エミール(スミス=ロウ)が4カ月、(ガブリエウ)ジェズスが4カ月、アレックス(ジンチェンコ)が2カ月半、トーマス(パーティ)が1カ月半、エディ(エンケティア)も1カ月半の離脱を強いられた。すでにかなりのケガ人がいたが、それに対応してきたんだ」と返答。これまで長期離脱を強いられた選手の名前をすべて挙げ、テン・ハーグ監督の発言を否定している。
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なおアーセナルは、テン・ハーグ監督のコメント直後に行われたヨーロッパリーグ・ラウンド16のセカンドレグで、スポルティングCPにPK戦3-5で敗れて敗退が決定。さらにこの試合では、前半の早い段階で冨安健洋とウィリアム・サリバを負傷で交代することとなっている。