アーセナルのミケル・アルテタ監督は、マンチェスター・ユナイテッド戦後に選手たちへの信頼を語った。
3日に行われたプレミアリーグ第4節で、マンチェスター・Uとホームで対戦したアーセナル。27分に先制点を許したが、すぐさまマルティン・ウーデゴールの得点で追いつく展開に。その後はカイ・ハヴァーツが獲得したかに見えたPKがVARレビューで取り消され、終盤にはアレハンドロ・ガルナチョにネットを揺らされるも、オフサイドだったとして今度はVARレビューに救われる。それでも後半アディショナルタイム、CKからデクラン・ライスが劇的な決勝弾。直後にガブリエウ・ジェズスもダメ押し弾を奪い、3-1で勝利を飾った。
本拠地エミレーツ・スタジアムでライバルを撃破し、大きな勝ち点3を手にしたアーセナル。試合後、アルテタ監督は会見でライスを称えるとともに、チーム全体に言及している。
「彼は傑出していたよ。でも、チーム全体もそうだった。ライスはチームが必要とする瞬間に勢いを与えてくれたんだ。こういったことが良い方向に進み、試合に勝つことが出来たのは素晴らしいことだよ」
「我々はこれまでの試合も支配していた。(ドローに終わった前節)フラム戦もそうだった。チームにはもっと価値がある。勝利への意欲や強烈な熱意をチームから感じられるのは美しいね」
また指揮官は、ハヴァーツについても言及。今夏大きな期待とともにチェルシーから加入したドイツ代表MFは、開幕から4試合すべてに先発。しかし目立った結果は残せず、現地では批判の声も上がっている。マンチェスター・U戦でも決定機を活かせなかった。しかし、時間が必要なことを強調している。
「ハヴァーツにはこう言ったんだ。『最初は何だって大変だ。私も妻に会った時、最初は彼女の心を射止めるのに苦労したよ。メッセージを送ったり、何度も会いに行ったり……そして最終的に一緒になれたんだ』とね。最初の日から成功していたとしても、素晴らしいことではないと思う。そして、今日のスタンドは彼に対して本当に好意的だったよ」
これで開幕3勝1分け無敗としたアーセナル。次節はインターナショナルウィークを挟んだ後、16日に敵地でエヴァートンと対戦する。
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