Zinchenko ArtetaGetty

冨安健洋に影響も?離脱者相次ぐアーセナル、アルテタはジンチェンコの中盤起用に「良い質問だね」

アーセナルのミケル・アルテタ監督は、ウクライナ代表MFオレクサンドル・ジンチェンコの起用法について言及している。

昨季アーセナルへ加入したジンチェンコ。ウクライナ代表では中盤の攻撃的なポジションでプレーしている26歳だが、アルテタ監督の下では左サイドバックで起用されている。攻撃時にはピッチ中央でチャンスメイクを担うなど“偽サイドバック”として公式戦50試合に出場、チームの躍進に貢献してきた。

しかし、今後しばらくはスタートから本来のポジションで起用されることになるかもしれない。アーセナルでは現在、トーマス・パーティとエミール・スミス=ロウが離脱中。さらにファビオ・ヴィエイラも鼠径部の手術を受け、数週間の離脱を余儀なくされることが明らかに。中盤で離脱者が続出している。

チャンピオンズリーグのRCランス戦の前日会見に臨んだアルテタ監督は、ジンチェンコの中盤起用について「彼はアタッキングゾーンで別のポジションからその役割(中盤)を果たしている。守備時はそこじゃないけどね。そのポジションでプレーできる他の選手がいるからだ。だが、可能性はある。良い質問だね」と語り、ポジション変更の可能性を示唆した。

なおジンチェンコの起用法は、冨安健洋のポジションにも大きな影響を及ぼす可能性がある。

昨季から左右両サイドバックで起用されている冨安だが、今季は特に左サイドバックでのプレーが現地で高く評価されており、同ポジションで4試合プレーした10月にはクラブの月間最優秀選手にも輝いている。直近のプレミアリーグ2試合ではベン・ホワイトのコンディションから右サイドバックでフル出場していたが、今後は左サイドバックでのプレー機会が増加するかもしれない。

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