現地時間2日、イングランド・プレミアリーグは第14節が行われ、冨安健洋の所属するアーセナルはホームのエミレーツ・スタジアムにウォルヴァーハンプトンを迎えた。
公式戦4試合で4連勝、12得点と好調なアーセナルにおいて、冨安は4試合連続となる右サイドバックでの先発出場。直近のチャンピオンズリーグでは守備だけではなく2アシストを記録して攻撃面でも貢献した冨安は、この試合でも早速結果を残す。
6分、ペナルティーエリア右でボールを受けたサカが、DF2人の間にパスを通すと、DFを背負ってキープしたジェズスがペナルティーエリア手前の冨安に落とす。冨安がダイレクトでエリア内右にパスを出すと、右から入ってきたサカが受けてそのまま右足でゴール左へと流し込み、冨安のアシストでアーセナルが幸先よく先制する。
さらに13分、右サイドからサカが入れたクロスをファーサイドで受けたジンチェンコが、中央のジェズスとワンツーでエリア内に切り込み、折り返したボールをウーデゴールが押し込んでアーセナルがあっさりと追加点を奪った。
サカのクロスからすべてダイレクトで行われた見事なゴールで2-0とリードを広げたアーセナルは、その後もホームでウルブズを圧倒。反撃に出たいウルブズだが、23分にGKジョゼ・サが腰を痛めて第2GKのベントリーとの交代を余儀なくされるアクシデントもあり、なかなか流れを変えることができない。
アーセナルが2点をリードしたまま迎えた後半もアーセナルのペースで試合が進む。47分、ペナルティーエリア右でボールを受けた冨安のクロスをゴール前のジェズスが頭で合わせrに行くが、わずかに届かず。ジェズスはDFに引っ張られたとアピールするも笛は吹かれなかった。
その後もアーセナルが試合を決める3点目を狙って攻め続け、67分にはジェズスに代えてエンケティアを投入。77分にはマルティネッリに代えて公式戦2試合連続ゴール中のハヴァーツを投入し、盤石の試合運びに見えたアーセナルだったが、79分にアクシデントが発生する。冨安が左足を痛めて座り込んでしまい、ホワイトとの負傷交代を余儀なくされてしまった。
すると86分、ペナルティーエリア手前でボールを受けたクーニャが左足の鋭いシュートをゴール左へと沈め、ウルブズが1点差に詰め寄る。
勢いの出たウルブズに対し、ダメを押したいアーセナルは88分、ウーデゴールのスルーパスにエンケティアが抜け出しGKと1対1を迎えるも、シュートは左のポストを直撃。終盤はウルブズの攻勢が目立つ展開となるが、アーセナルはアディショナルタイムにウーデゴールとサカを下げてジョルジーニョとキヴィオルを投入し逃げ切りを図ると、そのまま2-1で競り勝ち公式戦5連勝を飾った。
■試合結果
アーセナル 2-1 ウォルヴァーハンプトン
■試合結果
アーセナル:サカ(6分)、ウーデゴール(13分)
ウォルヴァーハンプトン:クーニャ(86分)




