ボーンマスのジャック・ウィルシャーは、アーセナル退団に迫るメスト・エジルについて言及した。
2013年夏にレアル・マドリーからアーセナルに加入したエジル。ここまでの7シーズン半の間に4度のFAカップ制覇などに貢献した同選手だが、今シーズンは登録メンバーから外れ、昨年3月以降公式戦のピッチに立てていない。そして、今冬の移籍市場でトルコのフェネルバフチェ移籍に近づくと広く報じられている。
2018年夏のアーセナル退団まで元ドイツ代表司令塔とチームメイトだったウィルシャーは「アーセナルにいた頃、メストとは友人だった。ピッチ内外でとても良い関係性を築けていたと思う」と話し、エジルへの思いを語った。
「僕は彼と話してはいないけど、プレーできないことは彼にとってとても難しい状況のはずだ。僕も同様だった。チーム内でのポジションを掴むためのチャンスを、公平なチャンスを与えられないという立場はナイスではない。悪い試合をして、メンバーから外れることはあり得る。でも、チャンスすら与えられないことはとてもタフだ」
「だから、彼が再び幸福を見つけられて僕はうれしいし、トルコでの成功を願っている」
さらに、ウィルシャーは続けて「僕が覚えていることは、彼と一緒にプレーした喜びだけ。トップ、トップの選手だ。一緒にプレーした中で最高の選手の1人だ。アーセナルでこのようなことになって残念だけど、多くファンは本当にチームが良かった頃の彼の活躍を覚えているはずだ。もう少し勝てたかもしれないけど、一緒に2つのFAカップを取った。彼とのプレーは大きな喜びだった」とエジルとの日々を振り返った。
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