プレミアリーグは4日に第7節が行われ、アーセナルとウェストハムが対戦した。
前節終了時点で勝ち点を13まで積み上げ、首位リヴァプールと2ポイント差まで迫ったアーセナル。過密日程の中で勝利が欲しいホームゲームでは、ウーデゴールやエゼ、そして状態が心配されたガブリエウ、さらにこれがプレミアリーグ200試合目となるサカも先発に名を連ねた。一方で開幕から苦しみ19位につけるウェストハムだが、ヌーノ監督初陣となった前節は1-1のドロー。新体制で自信をつけたい強豪との一戦に臨んでいる。
開始1分でいきなりチャンスを許したアーセナルだが、4分にはボックス内に侵入したティンバーがGKを襲うと、8分にはエゼもボックス内でシュートを放つ。さらに13分、サカの折り返しにギェケレシュが合わせ、こぼれ球をエゼが押し込みに行ったものの、至近距離からのシュートは枠の上へ飛んだ。24分にはサカがネットを揺らしたが、オフサイドの判定となった。
試合を優勢に進めていたアーセナルだが、29分にアクシデント。相手との接触で痛めていたウーデゴールがプレー続行不可能に。スビメンディとの交代を余儀なくされた。なお、主将は今季リーグ戦3度目の負傷交代となった。それでも33分にギェケレシュのヘッド、37分にティンバーがゴールに迫る。
すると38分、ついに先制に成功。エゼの強烈なシュートはGKに弾かれたものの、こぼれ球をライスがダイレクトで押し込んだ。イングランド代表MFの今季初ゴールで大きなリードを奪った。アディショナルタイムのカラフィオーリのシュートはポストに直撃したものの、1-0で前半を折り返す。
後半もボールを保持するアーセナルは、52分のライスのクロスや53分のCKでゴールに迫る。すると65分、見事なトラップからボックス内に飛び込んだティンバーが倒されてPKを獲得。これをサカが突き刺した。記念すべきプレミアリーグ200試合目となったサカは、これで同リーグで100ゴールに直接絡んでいる(55ゴール45アシスト)。
リードを広げたアーセナルは、カラフィオーリとトロサールに代えてルイス=スケリーとヌワネリを投入。さらに79分、腰を痛めた様子のライスとエゼを下げ、メリーノとマルティネッリを送り出している。
終盤は相手に押し込まれたアーセナルだが、ほとんどチャンスを与えずシャットアウト。2-0でウェストハムを下した。
この結果、アーセナルは連勝を達成。勝ち点を16まで伸ばし、暫定ながらリヴァプールをかわして首位に浮上した。一方のウェストハムは、これが早くも5敗目となっている。




