アーセナルのミケル・アルテタ監督は、今夏の移籍市場で再び補強に動く可能性を示唆した。
これまでデクラン・ライス、カイ・ハヴァーツ、ユリエン・ティンバー、ダビド・ラヤと実力者4名の補強に総額2億ポンド(約372億円)以上を投じたアーセナル。コミュニティ・シールドではPK戦の末に王者マンチェスター・シティを下すと、先日のプレミアリーグ開幕節でもノッティンガム・フォレスト相手に2-1と白星スタートを決めていた。
しかし、フォレスト戦の後半開始早々にティンバーが負傷交代。そして17日に膝の前十字靭帯損傷が確認され、最大9カ月近く離脱を強いられることが予想されている。今夏の加入から公式戦2試合に先発し、印象的なプレーを見せていたオランダ代表DFの長期離脱は、アーセナルにとって大きな痛手となった。
そしてアルテタ監督は17日の会見で、「このケガを見越したプランは立てていなかった」と認めつつ、残り2週間を切った移籍市場で再び補強に動く可能性について言及している。
「どのようなオプションがあるのか、今いる最高の選手は誰なのかを評価しなければいけない。以前から言っているように、私の仕事は所属している選手から最高のものを引き出すことだからだ」
「ここにいない選手を評価することはできない。我々は常にオープンであり、ケガだけでなく、何かが起きた場合には移籍市場で対応できるようにしなければならない。それは決して私だけの判断ではなく、クラブと一緒に決めるものだ。多くの要素が含まれている。私が集中しているのは、チームの能力を最大限に引き出すことだよ」
その上で「おそらく(獲得と放出の)双方向でやるべきことがまだ残っている。だからオープンだよ」とし、今後の選手獲得や放出の可能性を認めている。
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