アーセナルは、オランダ代表DFユリエン・ティンバーの獲得に大きく前進したようだ。
アヤックスの下部組織出身で、18歳でプロデビューを飾ったティンバー。すぐさま主力に定着して公式戦120試合以上に出場すると、2度のリーグ制覇などに貢献してきた。また、オランダ代表では19歳で初キャップを記録すると、昨年のワールドカップでも4試合にフル出場している。
センターバックの他に右サイドバックを務めることが可能で、基本的な守備スキルの他、パスレンジやドリブル能力が高く評価されるティンバーだが、その活躍から多くのビッグクラブの関心を集めることに。中でもアーセナルが獲得に動いており、先日『The Athletic』はアヤックスに最初のオファーを送ったことを伝え、またオランダメディアではすでに選手が年俸800万ユーロ(約12億5000万円)の5年契約で合意したことを報じている。
そして、移籍実現の可能性はさらに高まっているようだ。イギリス『テレグラフ』によると、アーセナルは26日にもアヤックスへ2度目のオファーを提出。移籍金4000万ポンド(約73億円)で合意することが予想されているという。当初アヤックス側は5000万ポンド(約91億円)を要求したが、クラブ間交渉は続いており、アーセナルは合意成立に自信を深めている模様。また、選手本人は移籍を熱望しているようだ。
なお同メディアは、ミケル・アルテタ監督やエドゥSD(スポーツディレクター)がティンバーに対して「ボール保持時に中盤に位置するサイドバックとしてプレーできると信じている。つまり、左サイドでオレクサンドル・ジンチェンコが果たした役割を右サイドで担うことができ、指揮官にはより多くの選択肢を提供される」と期待していることを指摘した。
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