アーセナルの今夏の補強について、『The Athletic』のデイビッド・オーンスタイン記者が伝えている。
プレミアリーグでは2シーズン連続で優勝を争い、チャンピオンズリーグでは14年ぶりに準々決勝まで進んだアーセナル。さらに、最近では冨安健洋、ベン・ホワイトと立て続けに契約を延長するなど主力選手の残留にも次々に成功しているが、今夏の移籍市場でも複数ポジションの強化を考えているようだ。
元『BBC』エース記者のオーンスタイン氏は、『The Athletic』の企画「Ask Ornstein Q&A」でファンからの質問に回答。「アーセナルが獲得を望むストライカーはいる?」との質問に対し、「他クラブと同じように内部では様々な意見があり、まずは前に進むために合意に達しなければならない。(長期間追い続け、昨夏獲得した)デクラン・ライスのような満場一致のトップターゲットは例外だ。ターゲットの決定には、多くの要素や変数が関係する」としつつ、ストライカー候補について以下のように綴った。
「以前から伝えられているように、(ライプツィヒFWベンヤミン)シェシュコや(スポルティングFWヴィクトル)ギェケレシュは検討されている。(エヴァン)ファーガソンも同様だが、ブライトンの設定価格と今季を考えると、現時点では可能性は低い。(ナポリFWヴィクター)オシムヘンや(ブレントフォードFWイヴァン)トニーもないだろう。他の選択肢としては(ニューカッスルFWアレクサンデル)イサクのリンクを見たことがあるし、以前に獲得に動いたのは事実だが、現時点では情報はない」
そして「アーセナルは他にも考慮すべきポジションがあることを忘れてはいけない」とし、「ミッドフィールダー、サイドアタッカーのバックアップ、左サイドバック、(アーロン)ラムズデールが退団した場合の控えGKも候補だ」と指摘。また、補強資金を調達するためにも放出が鍵になるとの見解を示した。
「(補強の)多くは財政状況によって決まるため、放出を通じてどのように資金を調達できるかが、補強資金に大きな影響を与えるのは事実だ(「買う前に売る」シナリオと言うわけではないが、多くのクラブと同様、帳簿のバランスを取る必要がある)」
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