アーセナルは、今夏にGK陣が入れ替わることになるかもしれない。
昨季19年ぶりのプレミアリーグ制覇に近づいたが、マンチェスター・シティに優勝を譲っていたアーセナル。新シーズンへ向けて今夏の移籍市場ではデクラン・ライス、カイ・ハヴァーツ、ユリエン・ティンバーの獲得に2億ポンド以上を投じ、タイトル奪取を目指している。
そんなアーセナルでは、2年前に加入したイングランド代表GKアーロン・ラムズデールが正守護神を務め、昨季からチームに合流したアメリカ代表GKマット・ターナーがセカンドGKを務めている。しかし、GK陣が入れ替わる可能性が高まっているようだ。
『The Athletic』によると、アーセナルは現在スペイン代表GKダビド・ラヤの獲得を目指してブレントフォードと交渉中。ラムズデールの競争相手を求めており、本人はバイエルン・ミュンヘンの関心もある中で、アーセナルへの移籍を優先しているという。個人条件面は問題にならないようだ。
そして、アーセナルはラヤ獲得へ最初のオファーを提示した模様。だが、ブレントフォードの要求額をわずかに下回っているため、断られる見通しだと伝えられている。しかし、両クラブともに移籍成立を目指し、今後も交渉は続いていくようだ。
一方で『The Athletic』は、GKターナーがノッティンガム・フォレストへの移籍に近づいていると報道。アーセナルがラヤ獲得を実現した場合、プレミアリーグが開幕する12日までに取引が成立する可能性があるという。今後の展開が注目だ。
