アーセナルは、今夏さらなる大型補強に動くつもりのようだ。
過去3シーズンはプレミアリーグ2位に終わっており、新シーズンこそ悲願のタイトル獲得へ積極補強を続けるアーセナル。すでにマルティン・スビメンディ、クリスティアン・ノアゴール、ケパ・アリサバラガ、クリスティアン・モスケラ、ノニ・マドゥエケとの契約を発表するなど、即戦力を次々に加えている。
そんなアーセナルだが、現在スウェーデン代表FWヴィクトル・ギョケレシュの獲得に接近している模様。複数メディアの報道によると、移籍金6350万ユーロ(約110億円)+ボーナス1000万ユーロ(約17億円)でスポルティングCPと合意に達し、選手はメディカルチェックのためにロンドンへ出発したことも報じられていた。
しかし、アーセナルの補強はまだ終わらないようだ。イギリス『インディペンデント』によると、ギョケレシュの移籍が成立次第、今度はクリスタル・パレスMFエベレチ・エゼの獲得へ迅速に動くという。
アーセナルは移籍金6000万ポンド(約119億円)程度での合意を望んでおり、この金額は「クリスタル・パレス側も受け入れやすい」とのこと。また、2000万ポンド(約40億円)ずつ3回に分けて支払う方法や、取引にリース・ネルソンが含まれる可能性もあるという。現時点でクラブ間の正式な接触はないものの、両クラブの役員は非常に良好な関係にあるため、移籍成立へ柔軟な対応を取るとも予想されているようだ。選手に近い関係者は、「数週間以内に契約が成立すると確信している」とも伝えられている。
なおアーセナル側は、エゼ獲得の前に現チーム所属選手の売却を進める考えであるものの、この契約は放出を前提としていないようだ。今後の動向に注目が集まっている。




