アーセナルは、移籍市場終盤に複数選手の売却を進めているようだ。
今夏の移籍市場では、デクラン・ライスにカイ・ハヴァーツ、ユリエン・ティンバー、ダビド・ラヤの獲得に2億ポンド（約369億円）以上を投じるなど、積極的な補強を敢行したアーセナル。一方で、退団したのはグラニト・ジャカ（レヴァークーゼン）やマット・ターナー（ノッティンガム・フォレスト）、キーラン・ティアニー（レアル・ソシエダ：レンタル）と、スカッドの整理は順調とは言えない状況が続いていた。
しかし、移籍市場終盤で複数選手の売却に動いているようだ。
『The Athletic』によると、FWフォラリン・バログンはモナコへの移籍が間近に。移籍金3000万ユーロ（約48億円）＋ボーナス1000万ユーロ（約16億円）で合意に近づいており、選手は5年契約を結ぶためにモナコへ向かい、メディカルチェックやサインを行う予定となっているようだ。すべてが順調に進んだ場合、30日にも発表される可能性があるという。
また、ヌーノ・タヴァレスの売却も近い模様。移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者は、1年間のレンタルでN・フォレストと合意したと伝えている。レンタル料は100万ポンド（約1億8000万円）で、1200万ポンド（約22億円）の買い取りオプションが付帯しているようだ。
一方でロブ・ホールディングに関しては、複数クラブと交渉中であるという。ロマーノ記者によると、マジョルカが獲得条件についてアーセナルへ問い合わせており、話し合いが進行中の模様。またルートン・タウンがレンタルオファーを提出し、その他のプレミアリーグクラブも関心を示しているようだ。
今年のイングランドにおける移籍市場閉幕は、現地時間9月1日23時。それまでに大きな動きがあるかもしれない。