クリスタル・パレスは、イングランド代表MFエベレチ・エゼについて重要な決断を迫られているようだ。
これまでクリスタル・パレスでの公式戦167試合で40ゴール28アシストを記録し、イングランド代表としても12キャップを数えるエゼ。チームの中心として昨季のFAカップ制覇にも大きく貢献した27歳だが、今夏の去就に大きな注目が集まっている。特にアーセナルが獲得に動いていることが複数メディアで伝えられていた。
そしてイギリス『BBC』によると、クリスタル・パレスはエゼの契約解除金を6800万ポンド(約135億円)に設定しているが、新シーズン開幕2週間前の1日に期限が切れるとのこと。そのため、今後はクラブ間で移籍金の交渉が必要になるようだ。
一方でアーセナル側は、エゼ獲得を真剣に検討しているものの、評価額は6800万ポンド以下だと考えている模様。そのため、契約解除金の期限切れを待って正式にクラブ間で交渉を行う考えであるという。クリスタル・パレス側は移籍金交渉に応じる姿勢を見せていないようだが、エゼの契約は残り2年となっているため、移籍市場後半には態度が軟化すると予想しているとのこと。また、エゼの獲得前にアタッカーを売却したい意向であるとも伝えられている。
なお『BBC』は、エゼ自身がクリスタル・パレスで特別な絆を築いていることを伝えつつも、本人がアーセナルへの移籍に前向きだと指摘している。今後の動向に注目だ。
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