現地時間14日、イングランド・プレミアリーグ第28節では、アーセナルとトッテナムによる「ノースロンドンダービー」が行われた。
トッテナムは7位、アーセナルは10位と、互いに目標であるトップ4を見上げる位置でのダービーとなったが、前回対戦時はアーセナルが圧倒的にボールを保持しながらも結果は0-2。トッテナムのカウンターの餌食となった苦い記憶を、ホームで払拭したいところ。
試合は立ち上がりから大方の予想通り、ボールを保持するアーセナル、守ってカウンターのトッテナムという構図に。ゴール前を固めるトッテナムに対し、アーセナルはなかなかエリア内に侵入することができず、16分にスミス・ロウが放ったミドルシュートはクロスバーを叩いた。
守勢の続くトッテナムは18分にアクシデントが発生。最終ラインからのロングパスに反応したソン・フンミンがハムストリングを痛めてしまい、ラメラとの負傷交代を余儀なくされる。
カウンター戦術にピタリとハマるソン・フンミンの不在はトッテナムにとって痛恨といえたが、代わって入ったラメラが大きな仕事をやってのける。
迎えた33分、右サイドに開いてボールを受けたベイルのサイドチェンジをペナルティーエリア左で受けたレギロンがダイレクトで折り返すと、ゴール前のルーカスがエリア内左のラメラに落とす。左足でのシュートコースは塞がれていたが、左足を使ったダイレクトのラボーナでシュートを放つと、これがトーマスの股を抜けて右のサイドネットへ。ラメラの意表を突いたスーパーゴールにより、それまでシュートのなかったトッテナムが先制に成功した。
しかし、ボール保持で上回るアーセナルもすぐさま反撃。37分、左サイドを抜けたスミス・ロウの折り返しを中央のラカゼットがスルーすると、後ろから走り込んできたセドリックがペナルティーエリア手前からダイレクトで狙う。しかし、強烈なシュートが右のポストを直撃する。
それでも前半終了間際、左サイドを突破したティアニーの折り返しを、ゴール前でフリーとなっていたウーデゴールがボレーで合わせる。これが正面にいたアルデルヴァイレルトの股を抜けてコースが変わり、GKロリスも反応しきれずアーセナルが同点に追いつき試合を折り返した。
前半、ラメラのラボーナ以外にシュートが打てなかったトッテナムは、後半もアーセナルにボールを繋がれ、我慢の時間帯が続く。後半からサカに代えてペペを投入しているアーセナルに対し、トッテナムは57分にベイルを下げてシソコを投入。さらに62分にはエンドンベレに代えてデレ・アリを投入し交代枠を使い切る。
62分、高い位置でボールを奪ったペペがすかさずゴール前にパスを送ると、エリア内左で受けたラカゼットが浮き球をボレーに行く。これは空振りに終わったが、ブロックに入ったダビンソン・サンチェスの足がかかってPKを獲得。このPKをラカゼットがゴール右へと沈め、アーセナルが逆転に成功する。
逆転を許したトッテナムはさらに76分、ドリブル中のラメラがスミス・ロウの顔を腕で叩いてしまい、2枚目のイエローカードによって退場。1点ビハインドのトッテナムは10人での戦いを余儀なくされる。
数的優位を得たアーセナルだが、ここからトッテナムの猛攻が始まり、受け身に回ってしまう。83分にはルーカスのFKをケインが頭で合わせてネットを揺らすが、オフサイドによりノーゴール。89分には、ペナルティーエリア手前左からのFKをケインが直接狙うと、抑えの利いた強烈なシュートが右のポストを叩き、こぼれ球をD・サンチェスが押し込むもカバーに入ったガブリエルが頭でクリアする。
アディショナルタイムの5分間もアーセナルは数の優位を上手く生かせず、トッテナムが惜しいチャンスを作り出すが、辛くも逃げ切ったアーセナルが逆転勝利でノースロンドンダービーを制した。
■試合結果
アーセナル 2-1 トッテナム
■得点者
アーセナル:ウーデゴール(44分)、ラカゼット(64分PK)
トッテナム:ラメラ(33分)
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