アーセナルは、オランダ代表DFユリエン・ティンバーの獲得が間近に迫っているのかもしれない。
今季プレミアリーグ開幕から見事な戦いを続け、マンチェスター・シティに一歩及ばなかったが、激しい優勝争いを繰り広げたアーセナル。しかし、終盤戦にウィリアム・サリバと冨安健洋が立て続けに負傷離脱を強いられると、ディフェンス陣のパフォーマンスの低下が指摘され、今夏の移籍市場で補強する必要性が一部で叫ばれていた。
そして先日から複数メディアでアヤックスDFの獲得に動いていることが伝えられていたが、移籍成立は間近に迫っているようだ。ドイツ『スカイ』のフロリアン・プレッテンベルフ記者が伝えている。
同氏によると、アヤックスとは移籍金4100万ユーロ（約65億円）＋最大500万ユーロ（約8億円）のボーナスで合意したという。選手もすでに個人条件面で合意に達しており、今後48時間以内に取引が成立する可能性があると伝えられた。
また移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者によると、交渉は先月29日から最終段階に突入しており、移籍金の支払い条件について話し合いが続いていた模様。関係者は今週中にも契約を完了できると考えているようだ。
なおオランダ『AD』によれば、ティンバーは先月末に休暇から復帰して個人トレーニングを開始しているようだが、1日に行われたアヤックスの全体練習には参加しなかった模様。すでにチームも退団することを考慮しているとも伝えられた。今週中にビッグディールが成立する可能性が高まっているのかもしれない。