Takehiro-Tomiyasu(C)Getty Images

冨安健洋のケガもリーグ優勝逃す決定的な要因に?アーセナル番記者「彼がフィットしていれば…」

今季のプレミアリーグ制覇が困難となったアーセナル。そして日本代表DF冨安健洋の離脱も、タイトルを逃す1つの要因となったのかもしれない。

開幕から絶好調で首位を走り続けたアーセナル。しかし3月中旬にウィリアム・サリバ、冨安が立て続けに離脱を強いられると、第30節から3分け1敗と4試合勝利から遠ざかることに。その後勝利を取り戻したが、14日の第36節でブライトンにホームで0-3と完敗。1試合未消化の首位マンチェスター・シティとの差は「4」まで広がっている。

残り2試合となったアーセナルだが、マンチェスター・Cが残り3試合で1つでも勝てば優勝を逃すことになる。今季の戦いぶりは現地解説者やメディアでも絶賛されたが、19年ぶりのリーグ制覇は非常に厳しい状況に追い込まれた。

そして『GOAL』のアーセナル番記者を務めるチャールズ・ワッツ氏は、アーセナルがタイトルに届かなかった決定的な要因を分析。第22節エヴァートン戦(0-1)や続くブレントフォード戦(1-1)での誤審騒動、サリバの負傷などに加えて、冨安の離脱も大きな影響を与えたと指摘している。

「サリバ負傷の影響をさらに悪化させたのが、同じ試合で冨安健洋を失ったことだ。この右サイドバックはスポルティングCP戦で膝に重傷を負い、即座に残りのシーズン欠場が決まっている」

「もし冨安がフィットしていれば、右サイドバックで起用される可能性が高かったはずだ。そうすればベン・ホワイトをセンターバックに回し、ガブリエウとペアを組んでシーズン最後まで戦うこともできただろう。彼らが並ぶことで、アーセナルはここ数週間よりも遥かに強力な4バックを形成できたはずだ」

アーセナルはこの後、20日にノッティンガム・フォレストと対戦。28日のシーズン最終戦では、本拠地エミレーツ・スタジアムでウォルヴァーハンプトンと対戦する。

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