アーセナルのミケル・アルテタ監督は、チームを牽引するFWブカヨ・サカの契約について言及した。
アーセナルのアカデミー出身で、2019年に17歳の若さでトップチームデビューを飾ったサカ。24歳にしてすでに公式戦277試合に出場し、76ゴール71アシストをマーク。近年プレミアリーグ優勝争いを演じるチームを牽引する目覚ましい活躍を見せてきた。
そんなサカだが、2023年5月には2027年までの契約にサインしている。そしてアーセナル側はさらなる新契約を準備していることが伝えられているが、アルテタ監督はサカが新契約を結ぶ可能性について問われると「確信、という言葉のほうが好みだね」とし、こう続けた。
「ブカヨから私やクラブ、代理人に伝わってくるのは、ここに留まり続けたいという思いだ。とても健全で力強い関係だと思っている。彼がクラブで歩んできた道のりや、今こうして成長している姿は、我々が維持したいと思っているそのものだ。このクラブにレガシーを残すものであり、彼にはその役割を果たしてもらいたいね」
「彼が我々と共にプレーを続けたいと望んでいること、心から幸せであること、望む場所にいること、そして一緒にすべてを達成できることは、全員が理解している。(新契約が)いつ実現するかは、アンドレア(ベルタSD)とクラブに任せているよ」
アーセナルは今夏、マイルズ・ルイス=スケリーやガブリエウ、ウィリアン・サリバなど主力と次々に契約を延長し、さらにユリエン・ティンバーとの交渉も進んでいることが明らかとなっている。アルテタ監督は「我々が目指す方向性について、非常に明確なビジョンと方向性が示されている」とし、こう続けた。
「オーナーは非常に協力的で、選手たちと一緒に冒険を続けてチームの中核を維持できるように尽力してくれている。アンドレアをはじめとする上層部全員の効率性や、全員が成し遂げる力によるものだ。最終的にはすべてが関わっているし、何かを成し遂げるのは決して簡単じゃない」



