元アーセナルのレイ・パーラー氏は、大不振にあえぐ古巣に降格の危険性があると主張した。
今シーズンの序盤から厳しい戦いの続くアーセナル。16日のサウサンプトン戦で1-1のドローに終わったことで、直近のリーグ戦6試合で勝利がなく、攻撃陣もリーグワースト3位となる11ゴールにとどまるなど、第13節を終えて15位に沈む。
大不振の古巣の現状を受け、アーセナルで3度のプレミアリーグ優勝を経験したパーラー氏は、Youtubeチャンネル『Off The Ball』の中で5000倍のオッズにもかかわらず“奇跡のプレミアリーグ優勝”を飾ったレスター・シティを引き合いに出して、ノースロンドンの名門がチャンピオンシップに降格する可能性を否定しなかった。
「ある人が私に“彼ら(アーセナル)の降格はあり得るか?”と聞いてきた。私は“おそらくそのようなことはない”と返答したが、レスターは優勝オッズ5000倍でリーグを制したんだ。だから彼らの降格はあり得る。スタートからポイントを奪えず、好転しなければ、大きな問題だ」
不振の原因の1つに挙げられるのはミケル・アルテタ監督の存在。マンチェスター・シティのアシスタント上がりの同指揮官の経験は十分とは言えず、一部では解任論も出始めているが、同氏は指揮官への信頼を強調した。
「アーセナルは頻繁に解任するクラブではないと思う。ミケル・アルテタはペップ・グアルディオラとアーセン・ヴェンゲルのそばにいた。問題があればすぐに対処するはずだ。彼が状況を好転でき、すぐに現状を打破できることを願っている」
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